emachines 使用体験記

メモリー増設

メモリーの選択

メモリーを増設するためにメモリーを選ぶ必要があります。一番簡単でおすすめの方法は、既に装着されているメモリーと同じ規格のメモリーを使用することです。複数枚接続ならトラブルが発生しないよう同規格のメモリーを使うのが安心であり、また既に所持しているメモリーが使えるので経済的です。また既にそのパソコンで動くと証明されている規格ですから購入後パーツの相性などの問題で動かないことは少ないでしょう。

一般的にマザーボードによって複数の規格のメモリーが使用できます。より高性能な規格へと交換する手もあります。詳しくはメモリーの選び方をみてください。

装着されていたメモリーと購入したメモリーの規格

emachines J6442 に装着されていたメモリーを外してみて規格を調べてみました。みにくいですが、左上に SAMSUNG (サムスン)というロゴが入ってますのでメーカー品であることがわかります。メモリーの規格は最後の行から DDR (SDRAM) PC3200 (DDR400) であるとわかります。CL とはメモリーの速さを示す一種の目安で、数値が小さいほど高速です。ちなみに容量は512MBです。

購入したメモリーは以下の容量512MBのバルクメモリーです。特価品として安く売ってたのでバルクメモリーを選びました。上記のメモリーと規格は同じですが、CL の値は違います。基本的(特にデュアルチャンネルを活用する場合)に CL の値も同じであることが望ましいです。

メモリー取り付け作業

メモリーは基本的に取り付け作業は楽です。ただ一部の機種では構造上他のパーツを外さないとできない場合があります。emachines J6442 ではコードが邪魔なだけで、簡単に装着できました。下の写真の下の方に写っているコード群はメモリー差込口の上を占めているので、コードをずらして作業する必要があります。

メモリーを取り付けるには、メモリー差込口両側にある白いタブを外側に開き、メモリーを差込口に固定します。そのまま押し込めば白いタブはカチッと内側に動きメモリーは完全に固定されます。

上手くいかない場合はまずメモリー片方を白いタブでカチッと固定されるまで押し込みます。次の片方側も同様の作業を行いますが、白いタブを内側に閉じるよう手でサポートしながらメモリーを押し込むと上手くいきます。

メモリーは薄い精密製品です。無理に力を入れず、特にメモリーがゆがむような力を加えないよう注意しましょう。

メモリー増設後

メモリーがちゃんと認識されているかどうかは、スタート画面よりマイコンピューターを右クリックしてプロパティを表示させてみます。


下の方に 1.00GB RAM となっており確かに増設してメモリーの容量が1GBになっています。

512MBから1GBへとアップした成果をPCゲームでみてみました。特に3D描画が激しいメダル オブ アナー パシフィック アサルトでは成果がみられました。512MBでは、戦闘機などが多数登場する場面では微妙にカクカクしてましたが、1GBにしたらそれがなくなりました。シムシティ4デラックスではたいした差はみられませんでした。

また基本的にメモリー増設後は多数のウインドウやタスクを実行しても前より動きが速いです。まだ増設してから間もないですが、確実に処理速度が向上しています。